「安楽死・尊厳死」をいかに伝えるか~日本・スペイン・オランダからの最新報告 メディカルジャーナリズム勉強会特別企画

今年8月に発覚した、京都の嘱託殺人事件ーー医師2人が、ALSの女性を殺害したとされる事件をきっかけに、いま「安楽死・尊厳死」が改めて注目を集めています。

いまだ詳細は明らかになっていませんが、今回のケースは、発端がSNSによるつながりであったと考えられること、また東北と京都という距離のなか、薄い関係性のまま犯行が行われた疑いが指摘されています。

さらに言えば、起訴された医師と思われるSNSアカウントによる大量の書き込みや、当事者と思われるアカウントとの「会話」の記録が保存されているなどの特徴もあります。さまざまな文脈が絡み合う事件だけに、何を論点とし、いかに報じるかについては、十分な注意や基礎となる知識が必要になるかもしれません。

今回のメディカルジャーナリズム勉強会「特別編」では、日本・スペイン・オランダをつなぎ、この問題に長くかかわってきた各国のジャーナリスト・研究者がどのようにこの事件を見ているのか、そして「伝える」際に何を注意すべきなのかについて議論します。
※ZOOMによるオンラインウェビナーです

参加申し込みはこちらから

https://peatix.com/event/1663434

なお登壇者のシャボットあかねさんより、次の伝言をいただいています「持ち時間が限られているので、 オランダの制度について十分説明してから進むことはできないと思います。ご参加者には、事前に「安楽死を選ぶ」( 日本評論社)を読んでいただいて、特に「 生命を短縮する可能性のある医療処遇」 とオランダにおける安楽死の定義について予備知識を頭に入れてお いていただけますか。「安楽死」「尊厳死」というのは、 非常に紛らわしい表現なので、よろしくお願いいたします。」

【日時】
11月6日(金)19:00-21:00

【定員】
100名
※申し込み締め切り:11月6日(金)15:00 なお、定員になり次第締め切ります。

【参加費】
・一般参加者 1000円
・メディ勉発信者会員・法人会員 無料
※発信者会員・法人会員に関しては下記のリンクより
https://medicaljournalism.jp/admission

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