「伝え手」育成プログラム、第3期生 募集開始!!

3期目となった『伝え手』育成集中プログラム。1、2期では「医療・健康情報を伝えたい」という全ての方に門戸を開いていましたが、第3期は「発信を志す医療関係者」を主な対象として(でも、広く発信を志す人にも門戸を開いた)プログラムに生まれ変わります

 本講座は、「医療や健康情報の発信に興味があるけれど、どうやって発信したらよいのか分からない」「すでに情報発信しているが、より多くの人に届けるために何が必要なのだろうか」など発信活動に悩みを抱えている人に向けた “確かな技術” を体系的にお伝えする新しいプログラムです。

講座は「基礎編」と「実践編」の2部構成。基礎編の講師は、第一線で活躍する医療健康情報発信のプロたち。

 受講期間を通じて現役の医師、医療ジャーナリスト、記者、編集者といったチューター陣によるサポートがあり、情報発信を行ったことのない人も安心して取り組めます。また、受講生同士、チューター陣との活発な議論、課題に取り組むことで、同じ目的を共有する横のつながりを得ることも可能です。

※第1部の《基礎編》で出題される課題の評価によっては、続く《実践編》に進めない可能性がありますので、ご了承ください。

医療健康分野における情報発信の第一線で活躍するプロが講義に登壇し、その知識とテクニックを余すところなく伝授します。

「伝え手」育成集中プログラムとは

医療・健康分野において、プロフェッショナルとして発信活動を行う次世代の伝え手を育成する、短期集中のプログラムです。医療・健康情報の発信に関する全4回のワークショップに加え、最終的には自分が企画立案した作品を制作することが目的です。

講義5回/実践2回の全7回

作品は、審査員により審査されます。第1回の最優秀作品に選ばれた平野翔大さんの記事は、Buzzfeedに掲載されました。「10人に1人がなると言われる「父親の産後うつ」 男性育休が始まるときに考えておきたいこと」。

https://www.buzzfeed.com/jp/shodaihirano/paternal-depression-in-postpartum-1

講師・審査員プロフィール》

市川 衛(第1、2回講師)

“医療の翻訳家” 、㈳メディカルジャーナリズム勉強会 代表

2000年、東京大学医学部健康科学・看護学科卒業後、NHK入局。医療・健康分野を中心に国際的に取材活動を行いつつ、2016年にスタンフォード大学客員研究員、2017年に㈳メディカルジャーナリズム勉強会を設立。2020年からは広島大学医学部客員准教授(公衆衛生)に就任し、東京大学、産業医科大学など様々な教育機関で教育活動を行う。

2021年にNHK退職後、READYFOR株式会社 基金開発・公共政策責任者として社会課題の解決のため活動する団体の支援事業を行う傍ら、医療ジャーナリストとしても活動中。

岩永 直子(審査員・第3回講師)

医療記者

1998年、読売新聞社入社。社会部、医療部、読売新聞の医療サイト「ヨミドクター」編集長を経て、2017年にBuzzFeed Japanに入社。「BuzzFeed Japan Medical」を創設し、医療記事を執筆、編集。2022年8月より、本業の傍らイタリアンレストランで接客のアルバイトを開始。2023年7月にBuzzFeed Japanを退社し、現在はフリーランスの医療記者として精力的に活動している。著書に『言葉はいのちを救えるか?』(晶文社)、自身のアルバイト経験をつづった『今日もレストランの灯りに』(イースト・プレス)がある。

河合 香織(審査員・第5回講師)

ノンフィクション作家

2004年、障害者の性と愛の問題を取り上げた『セックスボランティア』が話題を呼ぶ。2009年に『ウスケボーイズ 日本ワインの革命児たち』で小学館ノンフィクション大賞、2019年に『選べなかった命 出生前診断の誤診で生まれた子』で大宅壮一ノンフィクション賞および新潮ドキュメント賞をW受賞するという快挙を成し遂げる。近著に『帰りたくない ―少女沖縄連れ去り事件―』(新潮文庫)、『分水嶺 ドキュメント コロナ対策専門家会議』(岩波書店)、『母は死ねない』(筑摩書房)、『老化は治療できるか』(文春新書)などがある。

高山 義浩(審査員・第6回講師)

沖縄県立中部病院 感染症内科/地域ケア科副部長

東京大医学部保健学科卒業後、フリーライターに。2002年、山口大医学部を卒業し、医師免許取得。九州大病院、佐久総合病院、厚生労働省などを経て2010年から沖縄県立中部病院に勤務。同院で感染症治療や在宅ケアに取り組む一方、厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部参与や内閣府規制推進会議の専門委員を務める。

著書に『アジアスケッチ 目撃される文明・宗教・民族』(白馬社)、『地域医療と暮らしのゆくえ 超高齢社会をともに生きる』(医学書院)、『高齢者の暮らしを守る 在宅感染症診療』(日本医事新報社)などがある。

《応募要項

応募を希望する方は、下記の要項をよく読んだうえで、こちらのフォームからお申し込みください。

https://forms.gle/QP2QhYdjyZ6J9ct97

《参加定員》

4名。応募者全員に対し、選考のうえで参加者を決めます。なお選考の結果、定員に達しない場合もあります。

《受講費用》

3万円(消費税込)

《応募条件》

①メディカルジャーナリズム勉強会の発信者会員もしくは法人会員の所属者であること(非会員の場合、参加者に選ばれた場合は入会することを前提としてご応募ください。)

②・医師、看護師などの医療従事者、研究者など、医療の分野で専門性を有する方で、一般の方向けに情報発信を志す方
 ・メディア(Web、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌など)関係者で、医療健康系の情報発信に関わる人

③必要な応募書類を期日までにご提出いただける方

④全7回の講義および発表会に参加でき、5/25までに作品(記事)制作を行えること

⑤本プログラムが提供するサービス(zoomによるオンライン講義等)、やり取りや課題提出に必要なツールの利用(SlackやGoogle Drive等)、インターネット接続環境が準備できる方

・発信者会員・法人会員については下記リンクを参照してください。
https://medicaljournalism.jp/admission

なお今プログラムへの参加申し込みに関しては、通常の法人会員3名の上限はありません。

《応募締切》

2023年12月20日(水) 23:59到着分まで

《応募方法》

こちらの応募フォームより、ご自身のGoogleアカウントでお申し込みください。
追って、事務局より選考課題についてのご案内を送付いたします。

応募はこちらをクリック

※応募時に必要なもの

  • Gメールアドレス
  • 経歴
  • レポート(志望動機を1000字以内で)
  • 過去の作品(ある場合のみ。WEB記事のリンクはフォームの該当欄へ記載ください)

《お問い合わせ》

応募に関する問い合わせは当会関係者にご連絡いただくか、下記までお願いします。

 medjournal2022(a)gmail.com

上記(a)部分を@に変更いただき、問い合わせの際は、メール件名に「メディ勉発信塾第3期」の文言を含めてください。

 [例] メディ勉発信塾2022:課題について

(回答にお時間をいただく場合があります。ご了承ください)

《代表挨拶》

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