「伝え方サミット2021」 セッション情報

いよいよ1週間後に迫った「伝え方サミット2021」
今回のイベントのために、医療、報道、広告、コンテンツ制作から最前線の研究者まで、日本のヘルスケア産業の未来を担うあらゆる分野のプロフェッショナル達が集まってくださいました。

メディ勉が総力をあげて様々なコンテンツをご用意し、前向きな学びの場所になるよう精一杯おもてなしします。

各セッションの内容を公開します。少しでも興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひ気になるセッションだけでもお楽しみください。

お申し込みリンクはこちら。(すべてのセッションをご覧いただけます)


12:30〜 オープニング  2021年を振り返って

新型コロナで明け、新型コロナで暮れる2021年。昨年に比べてわかってきたことも多かったですが、8月から秋にかけての第5波では、過去最多の感染者数を更新。東京をはじめとした都市圏の医療はかつてない深刻な状況に陥っていました。

そして、想像以上のスピードで進んだワクチン接種。臨床の現場はどうだったのか?2021年の医療ニュースやできごとを、昨年のMMVJ、忽那さんとともに振り返ります。


13:00〜 医療情報は、なぜ伝えるのが難しいのか

ヘルスコミュニケーションの多くを医療従事者の情報発信に頼っている日本の現実。コロナ禍を通して医療やそのコミュニケーションの課題がみえてきたいま、医療、健康情報の伝え手、受け手にできることは?

セッション1にご参加くださるのは、14万人のTwitterフォロワーを抱えるヤンデル先生こと市原真さん、患者さんやそのご家族、医療従事者へのがん情報提供の長いキャリアをお持ちの若尾文彦さん。

情報発信の最先端を走る専門家のお二人に加え、数々のキャンペーンを手がけてきたクリエイティブディレクター、さとなおさんこと佐藤尚之さん、PR業界においてグローバルに活躍されているPRストラテジスト、本田哲也さんという、広告界のレジェンドをお迎えし、豪華メンバーで日本の医療情報の伝え方、その未来について語ります。

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14:30〜 医療健康情報で、どう人を動かすか

セッション2のテーマは、ヘルスプロモーション。コロナ禍での健康意識の高まり、超高齢化社会も相まって、今後ヘルスケア産業は成長産業になっていきます。

いくら体にいいとわかっていても、実際に運動を継続したり、塩分を控えたり、健康のための行動変容は、誘惑の多い現代では難しいもの。

私たちが健康寿命という言葉を意識するように、ヘルスケアの分野も「病気になってから治す医療」から、生活習慣の改善や予防接種などによってそもそもの病気や悪化を防ぐ「予防医療」へシフトする動きが高まっています。

このセッションでお迎えするのは、感染症専門医、大阪大学の忽那賢志さんと、行動科学者の林英恵さん。
最前線で治療にあたってきた臨床医と、ヘルスケア分野のマーケティングのプロの視点からみた、コロナ禍のヘルスプロモーションを振り返ります。そして、人生100年時代のヘルスプロモーションとは?人々の健康行動を促す「伝え方」に迫ります。

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15:30〜 性とカラダのコンテンツのこれから 〜生理の貧困をトレンドで終わらせないために〜

ここ数年で、漫画やテレビ、動画配信サイトなどでは性教育のコンテンツが急増。長らくタブー視されてきた月経の苦痛や女性のセルフプレジャーが、フェムテックというバズワードとともに注目されています。

2021年は「生理の貧困」が可視化され、女子トイレにナプキンを設置する自治体や企業が現れるなど、さまざまな活動が行われた1年でもありました。

セッション3では、昨年ABEMA TVで放映された”17.3 about a sex”の企画プロデュースをされた藤野 良太さん、朝日新聞で生理の貧困やその活動を取材してきた記者の中井なつみさん、そしてメディアでおなじみの産婦人科専門医、宋美玄先生をお迎えします。

ここ数年で大きく変化した、メディアの”性”や”カラダ”のことへの向き合い方。そして、日本でまだ残る課題。

コンテンツから日本の未来をどう変えていく?!話題作のプロデューサー、記者、医療者の立場から、生理をブームで終わらせないためにできることを考えます。

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16:45〜 メディアと多様性
〜オリ・パラの未来〜

コロナに揺れたオリンピック・パラリンピック。責任者の相次ぐ退任など、直前までいろいろありましたが、無観客開催ながら、世帯視聴率56.4%を記録しました。

本来なら多様性について考える最高の機会であったはずの大イベント。その伝え方に、当事者は何を感じているのか。国連が掲げるSDGsの認知が広がったことに加えて、SNSでの議論の盛り上がりをみていると、社会の風向きは個を重んじる方向へ変わりつつあると感じます。

オリパラを通じて見えた「誰ひとり取り残さない」社会をつくるための課題とは?

作家の乙武洋匡さん、オリィ研究所の吉藤オリィさん、そして現役の記者である朽木誠一郎さんをお迎えし、メディア出身の当会代表 市川とともに「メディアと多様性」について徹底討論します。

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18:00〜 エンディング メディ勉のこれから

2016年の結成以来、5年を迎えるメディ勉。
グループの会員は1500名、発信者会員が100名を超えたいま、これからのメディ勉のビジョンと活動予定について、代表メンバーの3人が語ります。

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