近年、医学教育の進化についての重要な変革が行われ、全国の大学が共通の医学教育モデルである「コアカリキュラム」を取り入れています。
この通称「コアカリ」は、令和四年度に大幅に改訂され、各大学がこれを基に独自の医学教育を構築しています。また、国際的な医学教育の認証を受ける動きも進み、日本に82ある医学部では順次評価を受けています。
米国医師国家試験受験資格審査NGO団体(ECFMG)からの通告により、2023年以降は国際基準で認定を受けた医学校の出身者であることが求められるようになりました。
臨床実習においても大きな変革があり、従来の見学型から参加型への移行が進んでいます。
医師国家試験にさえ合格すればよかった従来の医師育成システムから、全国共用試験に合格すること、卒業時には実技テストを通過することなど、大きく変化しています。
今回のサロンでは、そんな医学教育の流れや大学が抱える課題について、岐阜大学の磯部真倫さん、名古屋大学の木村武司さんをお迎えし、実例を交えて語ります。
聞き手は自身も名古屋市立大学で医学教育に関わっている柿崎真沙子が担当します。
医学教育の未来に関心を寄せる皆様の参加をお待ちしています。
■第1回 2023年10月04日(金) 19:00 – @ZOOMオンライン会議
テーマ:最新!医学教育 〜コアカリ改訂、国際認証、新しい臨床実習〜
ゲスト:磯部 真倫さん、木村 武司さん
第3回 メディ勉オンラインサロン 10月04日(金)19:00~ オンライン開催
テーマ:最新!医学教育 〜コアカリ改訂、国際認証、新しい臨床実習〜
https://peatix.com/event/3697507/
ゲスト:磯部真倫(いそべまさのり)さん 岐阜大学大学院医学系研究科, 生殖・発育医学講座 産科婦人科学教授。2002年山形大卒業後,同大病院産婦人科に入局。08年大阪労災病院産婦人科。婦人科腹腔鏡手術を専門とし,新潟大学と関連病院における腹腔鏡手術の実施および教育に取り組むため,13年新潟大病院産科婦人科に助教として異動。21年5月より新潟大学の医学生に対する卒前教育の実施や,新潟大学病院にて行われる臨床研修全体の統括を担ってきた。外科教育も専門としており,日本全体で外科医の教育マインドの向上に取り組む。また,日本産科婦人科学会未来委員会に所属し,産婦人科医のリクルート活動を全国で支えている。23年6月から現職。日本で初の、教育、人材育成を専門とする臨床系主任教授となり注目を集めている。 ゲスト:木村武司(きむらたけし)さん 名古屋大学医学部附属病院 卒後臨床研修・キャリア形成支援センター 病院助教。福島県立医科大学を卒業後、東京医科大学 霞ケ浦病院(現 茨城医療センター)で初期研修、亀田総合病院で「内科・小児科複合プログラム」の後期研修を修了した。その後、安房地域医療センターのスタッフを経て、京都大学 医学教育国際化推進センターに博士課程として入学。医学教育研究を学びながら学部教育にも関わり、京都大学 医学部附属病院の総合臨床教育・研修センターの特定病院助教に就任。現在は名古屋大学医学部附属病院の卒後臨床研修・キャリア形成支援センターに所属し、医学教育学プログラム(FCME)の副責任者を務める。
一般チケットはこちらから→ https://peatix.com/event/3697507/
ZOOM一般チケットは1,500円です。
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